無機塩類の働き
ニワトリの受精卵を艀卵器の中で購化できることは当然であるが、殻をやぶって、底のまるいガラスの容器に移し、湿度に注意して37度Cに保つと、それでもある日数はニワトリ胚の発生をみることが可能です。
ところが、この状態で最終的にヒナになるまで発生させることは困難です。
その一つの理由は、実は卵の殻自体が、たんに卵を外界からまもるための城壁であるだけではなく、それは、ニワトリの発生を支える無機栄養素源でもあるからです。
卵からかえったヒナの骨のカルシウムのかなりの部分は、殻からきていることが証明されています。
殻の中の無機成分には、非常にたくさんの無機栄養素が含まれており、発生過程でそれらは胚に移行します。
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