シュガーレスガム
シュガーレスガムは欧米に比べて、なかなか定着しにくい商品といわれていました。
国内の菓子メーカーはシュガーレスガム分野で参入・撤退を繰り返してきたのです。
ところがロッテの「ブルーベリーシュガーレス」「フラボノシュガーレス」の2製品は販売地区が限られていた平成6年度でも、合わせて50億円の売上げを達成。
人気の理由は味の良さ。
甘味料はこれまで変遷を経てきましたが、マルチトールなら砂糖使用のガムに比べて味が劣らないといいます。
ロッテのシュガーレスガムへの挑戦は、46年に始まりました。
業界で初めて「シュガーレスガム」と銘打って板ガムを発売しましたが、タイミングが早すぎたのか全く売れずに撤退。
58年にもマルチトールを使った板ガム「ビューティーデント」で再挑戦しますが、既にワーナー・ランバートの「トライデント」が市場に浸透しており、撤退を余儀なくされました。
「たび重なる失敗から社内ではもはやシュガーレスにかける熱は冷め切っていた」(ロッテ広報室)
もう一度挑戦しようとの機運が生まれたのは、マルチトールを使って糖衣状の粒ガムをつくる技術が開発されたのがきっかけです。
このころ、ガム市場の中でシュガーレス製品が占める割合は15%程度に上昇していました。
